「時計は未来に飛ぶことも過去に戻ることもない。常に1秒ずつ前に進む時計のように、自分も料理人として、一日一日を積み重ね成長していきたい」
今年、ミシュラン3つ星を獲得したパリの「レストラン KEI」のオーナーシェフ、小林圭は語る。時計との出合いは10代の頃。やがて「世界三大時計」を知り、高級時計の技術と美学に興味をもつようになった。 「ミニッツリピーター、トゥールビヨン、永久カレンダーなどの機能があって、それを自社で手づくりするのがステータス。自分も、いいものを自分たちの手でつくり、お客さんに感動を与えたい。オーデマ ピゲの時計には、そういったところに共感を感じます」
小林のシグネチャー料理 「庭園風季節のサラダ」。 ムースの下に、季節で変わるいく種類もの野菜が隠されている。静謐な日本の美学を意識した一皿。

今年、フランス版ミシュランで3つ星を獲得したフレンチ・シェフ、小林圭。
革新とクラシックが融合するオーデマ ピゲ「ロイヤル オーク」の愛用者である彼が、時について語る。